つくらないAIR「めぐりめぐって現在地。ここから、」
つくらないアーティスト・イン・レジデンス「めぐりめぐって現在地。ここから、」は、
(1)創作を直接の目的とせず、
(2)共同生活を行うことで、生活と創作のバランスを整え、
(3)対話を中心に、
自らの「現在地」を見つめ直し、未来に備えるためのアーティスト・イン・レジデンスです。
2025→2026も開催決定!
[日程]2025年12月29日(月)~2026年1月3日(土)
[滞在場所]SALT House02(福岡県福岡市西区横浜)
[滞在報告会]2025年1月3日(土)11:00開始予定 ※どなたでも観覧可能です
参加者
菅本千尋 Chihiro Sugamoto
拠点:福岡/活動領域:演劇など
九州大学文学部人文学科美学・美術史研究室卒業。同大学院芸術工学府芸術工学専攻修了。2022年、建築家の原良輔と共に、空間演出のアートコレクティブとして演劇空間ロッカクナットを結成。「他者との出会い」の体験としての鑑賞体験に関心があり、地域も領域も横断した企画制作を行う。また舞台照明家としては福岡県内外の演劇公演に参加。作品解釈を得意とし、上演を多層的に提示する照明デザインを強みとする。近年は福岡市内のガス会社にて、アーティストが企業や学校のなかで活躍する場を増やすべく、ワークショップの場づくりにも取り組む。
秋山きらら Kilarla Akiyama
拠点:山口・東京/活動領域:パフォーマンス
1991年生まれ。コーディネーター、パフォーマンスメイカー。立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。現在、山口情報芸術センター[YCAM]にて公演等の企画制作に従事する傍ら、自身でも創作活動を行う。2016年立ち上げの「身体企画ユニットヨハク」では、日常の中の“ダンス的な動き”への関心と、空間、仕組み、ルール、道具などにより制限のかけられた状況での動きとを引き合わせ作品制作を行う。近年の受賞に、清流の国ぎふ芸術祭AAIC入選(2023年)など。アーティストをつなげる、対話する、アーカイブするなど「実作の手前の創発の場」をつくる活動も行っている。
穴井豊太郎 Anai Toyotaro
拠点:東京・福岡/活動領域:アートマネジメント
1996年生まれ、佐賀県出身。九州大学教育学部在学中に落語研究会での活動を通じて、舞台芸術の公共性や社会的役割について関心を持つ。卒業後は公立文化施設の職員として、主に伝統芸能や演劇の自主事業に携わる。2024年より個人として活動を始める。2025年4月、福岡県から東京都へ移住。アートマネージャー・メンターシッププログラム『バッテリー』第4期メンティー。文化政策における合意形成や評価の過程に関心を持ち、社会とアートの双方の当事者であり続けることを志している。
綾門優季 Ayato Yuki
拠点:東京/活動領域:演劇
1991年生まれ、富山県出身。劇作家。キュイ主宰。2011年、キュイを旗揚げ。戯曲は「震災、テロ、無差別殺人など、突発的な天災・人災に翻弄される人々の様子を主なモチーフとすること」を特徴とする。2013年、『止まらない子供たちが轢かれてゆく』で第1回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2015年、『不眠普及』で第3回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2019年、『蹂躙を蹂躙』で第10回せんがわ劇場演劇コンクールにて、劇作家賞を受賞。2021年度より、日本大学芸術学部演劇学科非常勤講師。BankART AIR 2023 SPRINGスタジオアーティストに選出。2023年度、Dance Base Yokohamaレジデンスアーティストに選出。2025年度、アトリエ春風舎アソシエイトアーティスト。
関口真生 Sekiguchi Mao
拠点:東京・神奈川/活動領域:舞台芸術・アートマネジメント
2003年生まれ、東京都出身。2025年3月に早稲田大学文化構想学部を卒業後、公益財団法人松下幸之助記念志財団 松下政経塾に入塾。「全ての芸術文化が尊重される社会の追求」をテーマに研修中。都立総合芸術高校で演劇を専攻した後、大学在学中は学生演劇の振興や芸術祭の運営等に携わる。コーヒーと一人旅が好き。
野間晴明 Noma Haruaki
拠点:佐賀/活動領域:ワークショップ、イベント企画、朗読
2003年2月25日生、22歳(ゾロ目)ワークショップ、イベントの企画といった場作りの活動をしています。具体的な形式は、レンガ積みだったり、小屋建てだったり、夏祭りだったりと様々です。それぞれに共通する目的は、普段よりも軽やかにコミュニケーションを図れる場を作ることです。人と話す時、今までの自分の思考が解きほぐされ、視界が少し広がる、そんな感覚を覚えます。自分も、友達も、まだ出会ったことのない人も、ほぐしほぐされあう場を作りたいです。